弘前市に「寄席」復活 こけら落とし公演に春風亭昇太師匠も駆け付ける

落語芸術協会会長の春風亭昇太師匠も駆け付けました。弘前市の「弘前かだれ劇場」で、こけら落とし公演が開かれました。

こけら落とし公演となった「わどなんど寄席」には、5人が出演し、落語と太神楽を披露しました。

110席設けられた客席は満席となり、たくさんの笑いが起きていました。

【春風亭昇りんさんの落語】
「そうだ、子どもが通っている学校に寄付しようということで、鶏を学校に寄付した。そしたら校長先生からお礼状が届きまして、それを皆様方にご紹介するわけですが、先日は鶏をご寄付いただきまして誠にありがとうございます、職員一同、おいしくちょうだいをいたしました」(笑い)

「弘前かだれ劇場」は、弘前芸術鑑賞会が庶民的な演芸文化を復活させたいと、弘前市百石町の飲食店の宴会スペースを改装して作りました。

【春風亭昇太師匠】
(Q.弘前に寄席の劇場が開設されたことについて)「あそこに行ったら、落語を聞けるよって場所を提供していただいているということは、すごくありがたいことですよ」
「堅苦しいものではないので、ぜひ気軽にお越しいただきたいなと思っています」

寄席の公演は、27日と28日も行われます。チケットについては弘前芸術鑑賞会までお問い合わせください。

また今後は、毎月2回落語の定期公演を予定しているということです。

© 青森朝日放送