子供たちが元気に育ってほしい 200匹がゆらゆら…宿毛市で《こいのぼりの川渡し》【高知】

ゆらゆらと空を舞うこいのぼり。高知県宿毛市の松田川で今年も恒例のこいのぼりの川渡しが行われています。

宿毛市の松田川親水公園に並べられたおよそ200匹のこいのぼり。26日、地元の有志およそ30人が集まり川に渡す作業が行われました。

この取り組みは子供たちにこいのぼりのように元気に育ってほしいと、地元の商工会議所の青年部が中心となって2007年から行っています。

よく見るとこいのぼりの中に竹を通しています。

作業中の男性
「これを入れていないとワイヤーにこいのぼりが巻き付く。それを防ぐためにこの竹を中に入れている」

こうすることで強い風が吹いてもこいのぼりがワイヤに引っかかりにくくなるそうです。

対岸の荒瀬山まで引いた2本のワイヤに大小200匹のこいのぼりを取り付け…
作業開始から3時間半。こいのぼりが松田川の上空をゆらゆらと泳ぎ始めました。

「こいのぼりは子供たちに元気を与えますね。町のみんなも元気づいていますからね」

こいのぼりは5月9日まで楽しめます。

© 高知さんさんテレビ