70代女性がSNSの投資目的の詐欺で6500万円の被害 秋田・潟上市

2024年2月上旬から4月下旬にかけて、秋田県潟上市に住む70代女性が、SNSを通じて投資目的で現金約6500万円をだまし取られる詐欺被害が発生しました。

五城目警察署によりますと、潟上市に住む70代の女性は2024年2月上旬、著名人の名前が掲載されたSNSの投資に関する広告を見つけてクリックすると、SNSのグループに入会するよう勧誘されました。その後、女性はグループ内の管理者を名乗る男から儲かる、利益を得られると促され、原油や金への投資を進められ、4月下旬までに指定された口座に14回にわたって、現金約6500万円を振り込み、だまし取られたということです。その後、女性は管理者から更に現金を要求されたため、不審に思い家族に相談したところ、「詐欺ではないか」と言われ、26日に警察に相談に訪れたことで被害が発覚しました。

警察は、簡単に儲かるなどといったメッセージが送られてきたり、広告サイトからSNSに誘導され、投資目的で現金をだまし取られる被害が全国的に発生しているとして、このような勧誘があった場合は、1人で判断せず警察に通報してほしいと呼びかけています。

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