ゴールデンウイーク 円安で国内旅行が人気!? 後半は満室のホテルも 長崎

27日からゴールデンウイークーが始まります。長崎県内の各交通機関でも混雑が予想され、急激な円安の影響で国内旅行の需要が伸びているようです。

最大で10連休となる今年のゴールデンウイーク。県営バスターミナルでは27日、連休を前に大きな荷物を抱えた人の姿がみられました。

九州急行バスによりますと長崎ー福岡線は来月6日まで176の臨時便が運行され、来月3日と6日の予約が増えています。

また宮崎までの高速バスがきょうから11日間限定で運行を始めました。

NEXCO西日本によりますと、長崎自動車道では下り線
多久IC~武雄ジャンクションの間で、今月29日と来月4日に《最大10キロ以上20キロ未満の渋滞》が予想されています。

一方、けさのJR長崎駅では──

新幹線利用客:
「沖縄に、家族が福岡と大阪に住んでいるので沖縄で集合する感じですね」

「今から熊本ですね結婚式と旅行、両方あってですね3日間です」

JR九州によりますと、西九州新幹線は上り下りともに来月3日の予約が最も多くなっているということです。

今年のゴールデンウィークで土日祝日となっているのはあすから3日間と来月3日から6日までの4日間です。連休の間に3日間の平日が入っていて、長崎市内のホテルでは連休後半に宿泊客数が伸びているといいます。

ホテル長崎 野田博之総支配人:
「3連休と4連休の間に平日が3日間入っている形でやや分離されている形になっています。4連休の5月3日、4日は満室となっております」

一方で、急激に進む円安の影響も──

野田総支配人:
「円安の状況でGWを外せば外国人の方もどんどん増えている状況ではあるんですけれども、GWが航空券なども高騰しているので外国人にとっても日本に来るのは少し高い旅行となってしまいます日本人にとっては外国の方が高いですので、自ずと国内旅行にシフトしているのではないかと」

大手旅行会社HISのまとめによりますと、連休中の国内旅行先の予約者数ランキングで《長崎》が《東京》や《福岡》を上回り第3位となっていて、27日からの連休で長崎は観光客で賑わいそうです。

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