新茶の収穫始まる

茶の生産地として知られる甲賀市水口町の茶園で、新茶の初収穫が行われました。26日は、地元農事組合法人のおよそ10アールの茶園で、一部は手摘みによる収穫作業が行われました。作業には組合員ら15人が参加し、「やぶきた」と呼ばれる品種の茶葉を丁寧に摘み取って、かごに入れていきました。今年は4月に気温が上がって霜の被害がなく、順調に育ったということです。

茶摘みには、甲賀市の岩永裕貴市長も参加し「甲賀市の宝、甲賀市の文化なので、しっかりとこれからも守っていきたい。楽しみに今年の新茶を待ちたい」と話しました。26日は、およそ200キロを収穫。今後、乾燥作業などを経て、「八十八夜」にあたる5月1日の「荒茶共同販売会」に出荷されるということです。

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