【カーリング】藤沢五月 横浜BUNTAIで日本選手権「全員が待ち望んでいたこと」

藤沢五月

日本カーリング協会と神奈川・横浜市は26日、横浜市役所で会見を開き、日本選手権(2月2日~9日)を横浜BUNTAIで開催すると発表した。

横浜市の山中竹春市長、日本カーリング協会アスリート委員長でロコ・ソラーレのスキップを務める藤沢五月らが登壇した。日本選手権が首都圏のアリーナで開催されることは史上初めてとなる。

カーリングは今でこそ冬季五輪の目玉競技となっているが、これまでは100~200席しかないカーリング専用施設で選手権を行っていた。藤沢は「来たいと思ってくださる方が『チケットが取れなかったからテレビで応援するね』と話してくださるのが心苦しかった」と人気に応じることができなかった歯がゆさを語った。

だからこそ2000人以上が収容可能となる横浜BUNTAIでの開催に「国内アリーナでの開催はアスリート、ファン、カーリング関係者全員が待ち望んでいたこと。発表することができて本当にうれしい」と大喜び。選手としても「ミラノ(・コルティナダンペッツォ)五輪に向けて、世界一のパフォーマンスで大会を盛り上げたい」と意気込んだ。

また横浜BUNTAIを実際に見学に行ったことに触れ、「平昌(五輪)の会場に似ている。飲食もできるようなのでぜひもぐもぐしながら試合を楽しんでほしい」と笑顔を見せた。

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