お笑いコンビ「メッセンジャー」黒田有が２６日、ＭＢＳテレビ「よんチャンＴＶ」に出演。新入社員の将来的な転職志望の高まりについてコメントした。
番組では東京商工会議所が公表した２０２４年度新入社員の意識調査結果を紹介。就職先の会社でいつまで働きたいか？との問いには「チャンスがあれば転職」との回答が前年度比６・４ポイント増の２６・４％となり、調査記録が残る１９９８年度以来最高。「定年まで働きたい」（２１・１％）を初めて上回ったという。
これについて黒田は「多様性というかね、結局昔みたいに終身雇用じゃないじゃないですか。で、一回やってみたけども、違うことに興味があったらそっちに行きなさいという教育の問題もある」と指摘。
しかし続けて「われわれ世代も悪いと思うんですよ。『働いて結局こんだけしかない』ってグチばっかり言うじゃないですか、みんな。それを聞いてる子どもたちが、はたして終身雇用で定年まで働きたいって思うかって言ったら、多分そうじゃない」と冷静に分析した。
その上で「『今の若い子は変わってる』みたいな言い方しますけど、実はわれわれ世代があまりにも希望のない言葉を発してるから、こういう状況になるんじゃないかなと思ったりはします」と結論付けていた。
