巨人痛恨 ドラ1西舘が八回に逆転許す 11試合目でプロ初失点 ホールドの新人記録更新ならず

 8回、牧に適時二塁打を浴びて逆転を許した西舘(撮影・佐々木彰尚)

 「DeNA-巨人」(26日、横浜スタジアム)

 巨人のドラフト1位の西舘(中大)が1点リードの八回、佐野に同点打、牧に勝ち越し打を浴びた。プロ入り後初失点。開幕から10試合連続無失点で、新人タイ記録となる10試合連続ホールドをマークしていたが、記録が途絶えることになった。

 この回、戸郷に代わってマウンドに上がった西舘だが、先頭の桑原に中前打を浴びた。続く石上に送りバントを決められ、1死二塁。ここで佐野に高く浮いた変化球を狙われ、左中間を破る適時二塁打を許した。さらに続く中大の先輩・牧との対戦。左越えの適時二塁打を浴び、勝ち越し点を失ったところで降板した。

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