優三が検察に放ったセリフ、称賛の声続出「安心感がすごい」

女性で初の弁護士を志すヒロイン・猪爪寅子の奮闘を描く連続テレビ小説『虎に翼』(NHK朝ドラ)。4月26日放送の第20回では、自宅に検察が押しかけ混乱するなか、書生の優三が口にしたセリフが話題となっている。

寅子(伊藤沙莉)を励ます優三(仲野太賀)(C)NHK

寅子(伊藤沙莉)が帰宅すると自宅に検察が押しかけており、父・直言(岡部たかし)が収賄容疑で逮捕されたと告げられる。家宅捜索で自宅を探られ呆然とするなか、寅子は書生の優三(仲野太賀)や兄・直道(上川周作)たちと今後のことを話し合う。

父の無罪を信じる寅子たちだったが、事件は世間を揺るがす「共亜事件」として事態は悪化していく。弁護士が見つからず、猪爪家が暗く沈んでいくなか、大学の同級生・花岡(岩田剛典)と教授の穂高(小林薫)が現れるのだった。

今回の放送では、寅子たちが突然の事態に混乱するなか、猪爪家の書生・優三が冷静に対応し、土足で上がり込もうとする検察に対し「靴だけはお脱ぎいただきたい。どの部屋でもすべてご案内いたしますので」と毅然とした態度を見せるシーンが流れた。

普段は頼りない姿が描かれる優三なだけに、「優三さんほんとかっこよかったよ」「虎に翼セリフのなかで暫定一位レベルで好き」「優三さんが帰ってきてくれたときの安心感がすごかった」「優三さん、頼りになるわ」など、称賛の声が相次いだ。

放送はNHK総合で朝8時から、NHK BS・プレミアム4Kでは朝7時半からスタート。4月29日放送の第21回では、事件が世間で注目され大学にいけずにいる寅子を、花岡と穂高が訪ねてくる。土曜日はその週の振りかえり。

文/つちだ四郎

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