鹿児島県種子島の4海水浴場で最も早く、西之表市国上の浦田海水浴場が26日、海開きした。あいにくの曇り空で海水はやや冷たかったが、近くの国上小学校の5、6年生9人が元気よく海遊びを楽しんだ。
地元の国上校区が管理する同海水浴場。「日本の水浴場88選」の一つになっており、透明度が高いことで知られる。2022、23年シーズンは新型コロナウイルス感染拡大前のにぎわいを取り戻し、1万5000人以上が訪れた。
この春、東京から転入した5年の福元和菜さんは「こんなに早く海で遊べるなんてびっくり。水の中がきれいだった」とにっこり。長倉義秋区長(64)は「海をきれいにしたいとの思いで事前に海岸清掃した。事故がないことを願いつつ、今季は2万5000人の来場者を目指す」と話した。
隣接するキャンプ場とともに9月9日まで開設。海の家は夏休み期間中に本格営業する。