生徒千人超の名前や成績入りUSBメモリー紛失 西宮・仁川学院の男性体育教諭

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 仁川学院中学・高校(兵庫県西宮市)は26日、高校体育科の男性教諭(39)が、中学、高校の生徒1096人分の名前やクラス、過去5年分の体育の成績(約700人分)などの情報が入ったUSBメモリー1本を紛失した、と発表した。現時点で外部への流出は確認されていないという。

 同校によると、教諭が4月23日に公用パソコンで作業した後、かばんに入れて持ち帰ったが、24日夕方になって紛失に気付いたという。同校では、データを学外に持ち出す際はセキュリティーを強化した専用USBを使うようにしているが、紛失したのは教員の私物で、パスワードは設定していなかったという。

 同校は生徒と保護者に連絡して謝罪。データの保管や運搬方法の指導を徹底し、再発防止に努めるとした。(広畑千春)

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