「イラクもベトナムも力をつけてきている」大岩Jはパリ行きを決められるか。城彰二が準決勝の相手を警戒「どちらが来ても難しい試合に」

元日本代表FWの城彰二氏が4月26日、自身のYouTubeチャンネルに最新コンテンツを投稿。U-23日本代表が挑む大一番について語った。

パリ五輪のアジア最終予選を兼ねるU-23アジアカップに参戦中の大岩ジャパンは、25日に準々決勝で開催国のカタールと対戦。延長戦の末に4-2で勝利し、ベスト4に駒を進めた。

今大会で3位以内に入れば五輪の出場権が与えられ、4位になるとアフリカのギニアと戦う大陸間プレーオフに回る。

日本の準決勝の相手は、イラク対ベトナムの勝者。五輪出場が決まる大事な一戦を、城氏は次のように展望する。

【動画】城彰二がU-23日本代表のカタール戦を語る
「イラクもベトナムも独特なチームだけど、力をつけてきている。あと1つという部分に関しての執着心、勝利に対する思いを身体で表現できる両国だと思う。どちらが来ても、なかなか難しい試合にはなるんじゃないか」

また、カタールとの120分にわたる激闘の影響も心配する。

「疲れの部分に関しては、ダメージが大きい。コンディショニング、調整を今しているんだろうけど、できるだけベストなコンディションに保って、もう1つ勝って決めてほしい」

さらに、「トップに行くんだという思いを持たないと、次勝てば大丈夫って思ってしまうと、なかなかそれが取れなくなるので、絶対に優勝するぞという風な、あと2つ勝つんだという思いで、戦ってくれたらいいんじゃないか」と述べた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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