「日本版ライドシェア」開始 運賃はタクシーと同程度 5つの事業者が参入 名古屋

出発式の様子

一般のドライバーが自家用車で乗客を運ぶことができる、「日本版ライドシェア」が名古屋でも始まりました。 自家用車活用事業、いわゆる「日本版ライドシェア」はタクシーが不足する地域や時間帯に、タクシー会社の管理のもと、一般のドライバーが自家用車で客を運ぶことができるサービスです。

ドライバーはタクシー会社による研修を受け、使用する自家用車の車両点検や、専用アプリの操作方法、乗車や降車までの手順を確認しました。

26日に行われた出発式では、テープカットのあと2台の自家用車が出発しました。

「タクシー事業始まって以来の、大きな潮流が押し寄せている。徹底した安全教育、安全指導を行うとともに、多様な働き方ができる場を提供する」(名鉄タクシーホールディングス 浅野丈夫社長)

利用者は、タクシーアプリ「GO」を使用すると、自家用車ドライバーの車両が配車される可能性があります。

運賃は、タクシーと同程度です。名古屋エリアでは、名鉄タクシーグループと名古屋近鉄タクシー、あわせて5つの事業者が参入。

名鉄タクシーグループには、100件ほどのドライバーの応募があるといいます。

運行時間は金曜日の午後4時から7時までと、土曜日の午前0時から3時までに限定されていて、26日時点ではあわせて6台が運行します。

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