故ジャニー喜多川氏の性被害を告発した「忍者」の元メンバー・志賀泰伸氏が、ＳＭＩＬＥ―ＵＰ．の対応に疑問を呈した。
ＳＭＩＬＥ社は２５日、公式サイトを更新し、３月に英ＢＢＣが放送した東山紀之社長のインタビュー内容に訂正と謝罪を要請する抗議文書を送付したことを発表した。
それによると、故ジャニー喜多川氏による一連の性加害問題について語った東山の話が編集により「実際の東山の発言の趣旨とは異なって放送された」などと説明。東山が「なるべくなら誹謗中傷はなくしていきたいと僕自身も思っています」と発言した部分を省略したことで「誹謗中傷を助長している」と批判を受ける状況になっていると指摘した。
同社は「東山の発言を意図的にゆがめて放送し、視聴者の印象を操作しようとするものであると言わざるを得ず、大変遺憾に存じます」とし、ＢＢＣに謝罪と訂正を求めている。
志賀氏は２６日までにＸ（旧ツイッター）を更新。「ＳＵ社 御中」と切り出し「まずＢＢＣインタビューの抗議より（約１ヶ月たっておりますが…何故抗議がお有りなら配信後直ちにではなかったのでしょうか…）
もっと優先し、やるべき事があるのでは？」と問題提起した。
その上で「抗議を優先しなければならない理由は？何なんでしょうか？あくまで個人的意見です」などとつづった。
志賀氏はＢＢＣのインタビューで東山がジャニー氏以外に２人の社員が性加害に及んでいたにも関わらず、警察に情報提供していないことを問題視。Ｘで再犯防止対策の徹底を求めている。
