消防士が“マルチ商法”の副業…名古屋市が26歳男性消防士を減給処分 女性らを会員に勧誘し報酬受け取る

名古屋市の消防士が、いわゆる「マルチ商法」の副業をして懲戒処分となりました。

名古屋市によりますと、中川消防署に所属する26歳の男性消防士は、2021年8月ごろから2024年1月にかけ、化粧品などを販売する会社の会員になるよう女性らを勧誘し、現金約48万円の報酬を受け取っていました。

2024年1月、「消防官が副業している」と匿名の女性から情報提供があったことで発覚し、市は26日付けで減給10分の1・4カ月の懲戒処分とし、男性消防士は依願退職しました。

市の聞き取りに対して、男性消防士は「マッチングアプリで知り合った女性からマルチ勧誘を勧められた」と話しているということです。

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