新体制で出場機会増加の鎌田大地、クリスタル・パレスも新たに視線か

鎌田大地 写真:Getty Images

クリスタル・パレス(イングランド1部)が、ラツィオ(イタリア1部)に所属する日本代表MF鎌田大地(27)の獲得に興味を持っているようだ。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』が伝えた。

2017年に加入したフランクフルトでは攻撃の中心選手としてクラブのUEFAヨーロッパリーグ優勝などに貢献してきた鎌田は、昨夏にフリートランスファーでラツィオへ移籍。マウリツィオ・サッリ全監督体制では出場機会に恵まれなかったものの、イゴール・トゥドール監督体制に移行してからは出場機会が増えている。

状況が好転している鎌田だが、現行契約は今季限りまで。契約延長オプションを保有しているなかで、古巣のアイントラハト・フランクフルト(ドイツ1部)と日本代表DF板倉滉が在籍しているボルシア・メンヒェングラートバッハ(同1部)が関心を持っているが、同選手はドイツ復帰に乗り気ではないとのことだ。

来季の去就が不透明となっている日本代表MFはまだラツィオでの将来に決断を下していないなかで、クリスタル・パレスが目を光らせているという。同クラブではフランス人MFミカエル・オリーズなどにステップアップの可能性が浮上している。

なお、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、5月末までに100ユーロ(約1万6000万円)を支払えば支払えば、ラツィオと契約延長をし、そうでなければフリー移籍になると報道。だが、鎌田はこの報道を否定していた。

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