投開票まで1か月も選挙入場券は「印刷会社で確認中」異例の短期決戦で担当者困った!運動会予備日とバッティングの小学校も【静岡県知事選】

5月26日投開票の静岡県知事選まで4月26日でちょうど1か月です。すでに3人が立候補を表明し異例の短期決戦の準備が急ピッチで進む中、思わぬところにも余波が広がっています。

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<静岡市選挙管理委員会 梅田しおり参与兼次長>
「こちらは選挙の入場券になります。実は、まだ選挙の入場券ができていません」
<静岡県政担当 坪内明美記者>
Qいま、どういう状況?
<静岡市選挙管理委員会 梅田しおり参与兼次長>
「印刷会社に原稿を確認して出している最中です」

静岡市の選挙管理委員会では、有権者の世帯に届ける投票所の入場券の準備を急ピッチで進めていますがー。

<静岡市選挙管理委員会 梅田しおり参与兼次長>
「一部の方はもしかしたら届かないかなというところ」

通常、知事選は3か月ほどかけて準備しますが、今回は1か月程度しかありません。さらに、大型連休もあるため多くの市や町では、入場券が期日前投票初日の5月10日までに届かない可能性があります。

<静岡市選挙管理委員会 梅田しおり参与兼次長>
「名前があるものが届いていなくても、前回のものだが、期日前投票書に白紙が用意してあるので、名前や住所を書いていただければそのまま投票していただけます」

投票所となる小学校にも短期決戦の余波は広がっています。

<静岡市選挙管理委員会 梅田しおり参与兼次長>
「実は、静岡市内の小学校では前日の5月25日に運動会を予定している学校が多くあります。もし雨が降ってしまうと5月26日に運動会となり、運動場では運動会、体育館では投票となります」

静岡市内では、運動会の予備日と投票日が重なる小学校が19校あり、仮に重なった場合は混雑が予想されるため市は事前の周知や理解を呼びかけています。

一方、静岡県選挙管理委員会では、立候補予定者の対応などに追われています。

<静岡県市町行財政課選挙班 齋藤元気主査>
「急な選挙なので、なかなか候補者の情報とか見えてこないというのもあると思うけれど、やはり選挙は民主主義の根幹になので、ぜひ投票に足を運んでいただいて、ご自身の考えを投票の中で示していただけたら」

5月9日告示、26日投開票の知事選をめぐっては、すでに3人が立候補を表明し、三つ巴の構図が固まりつつあります。

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