「離党したので…」塩谷立衆院議員が“おわび行脚” 今後は無所属で 肩書も既存ポスターも使えず

派閥の裏金問題で自民党を離党した塩谷立衆議院議員が4月26日、地元・浜松市の自民党会派などを訪れました。一連の問題について謝罪・説明しましたが、長年、支援を続けてきた地元自民党はどう反応したのでしょうか。

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<浜松総局 寺坂元貴記者>
「午前11時です。塩谷議員が自民党浜松にやって来ました」

神妙な面持ちで浜松市役所にある自民党会派の控室を訪れた塩谷立衆議院議員。市議らの前で一連の問題について謝罪・説明したということです。

<塩谷立衆院議員>
Qきょうはどんな目的?
「あいさつです。離党したというあいさつですね」

4月23日、派閥の裏金問題をめぐり自民党を離党した塩谷議員。公明党の会派も訪問し、理解を求めました。

<塩谷立衆院議員>
「今回の問題で自民党を離党しましたので、そういったことをご理解いただくと同時に今後も浜松のため、国のために頑張っていきたいと思います」

塩谷議員は、無所属として議員活動は続ける考えで、次の衆議院選挙についても出馬の意欲を見せています。

<浜松総局 寺坂元貴記者>
「浜松市内には塩谷議員のポスターが数多く貼られていますが、今後は自民党というという名前や支部長という肩書は使えなくなります」

これで対応を迫られるのが長年、塩谷議員を支えてきた地元の自民党です。

<自民党浜松 倉田清一会長>
「いままでのような強い絆ではないかもしれないけど、いずれにしても私どもには近い国会議員だと思いますし、これからもお願いすることはある」

自民党浜松としては、これまで通りのサポートは難しいとしても引き続き連携を続けていくとしています。

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