活動休止発表の眉村ちあき、主演映画をアピール 過酷な撮影でスタッフが白目「気絶してないかな?」

舞台あいさつに登壇した眉村ちあき【写真:ENCOUNT編集部】

25日に5月8日以降の活動休止を報告

シンガー・ソングライターの眉村ちあきが26日、都内で行われた映画『ハードボイルド・レシピ』初日舞台あいさつに登壇。活動休止することを発表してから初の公の場となった。

眉村は、25日に所属レコード会社の公式Xにて、「このたび声帯嚢胞の切除手術と療養のため、2024年5月8日以降、活動を休止する運びとなりました」と報告。28日の福岡公演、29日の大阪公演、5月7日の東京公演が活動休止前のラストライブになることをアナウンスし、「最終公演の5月7日東京・渋谷WWWX公演はデビュー5周年です。活動休止の前に、皆様にお会いできることを心より楽しみにしております」とつづった。

笑顔でステージに上がった眉村は、「お越しくださりありがとうございます。エグゼクティブプロデューサーと主演と音楽を担当しています」と元気よくあいさつ。司会を務めたお笑い芸人の岡野陽一からエグゼクティブプロデューサーの役割を聞かれると、「お金を出す人。具体的な金額はあれだけど、けっこうかかった」と、ひそひそ話で明かした。

少人数のスタッフで撮影が決行されたことも明かされ、「スタッフさんがすごかった。ちょっと目を離したら、白目を剥いていたりして大変そうだった。気絶してないかな? という感じの過酷さでした」と言及。主演を務めたことについては、「もともとは音楽を作る人間で役者さんを尊敬していて、現場を作っていけるのか緊張感があった」と吐露し、「でも撮影していくにつれて、『本気でこいつ殺してやろうか』、『あ、自分にも殺したいって気持ちあったんだ』と入り込めた時があってうれしかった。本気で言っている私の姿を見てもらえて、よかったと思います」と喜びを語っていた。

本作は悪党専門のボディガードの少女が主人公のサスペンス・アクション。弾き語りトラックメイカーアイドルとして注目を集める眉村が主演を務め、『47RONIN -ザ・ブレイド-」「SNIPER:10』などハリウッド映画でも活躍する藤本ルナが運び屋の女役で出演し、藤丸千、東宮綾音、絢寧ら新進気鋭の女優陣が名を連ねた。

舞台あいさつには、藤本、木村知貴、松浦本監督も登壇した。ENCOUNT編集部

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