熊本市動植物園のモノレール 約半年ぶりに運行再開

再発防止策を講じ、約半年ぶりの出発となりました。玉突き事故の影響で去年10月から運休していた熊本市動植物園のモノレールが26日、運行を再開しました。

【熊本市動植物園 松川 和憲 技術主幹】
「安全にお客さまに利用していただくのが一番だと思いますので、より安全に運行できるようにしていきたいと思っております」

熊本市動植物園では去年10月、モノレール1台が緊急停止。その直後、委託先の運行会社の担当者がマニュアルに従わずに電源を入れ直す『復電』を繰り返し、後続の4台が次々に衝突する事故が発生しました。

園は、再発防止策として停止したモノレールのモーターを交換。また、人為的なミスを防ぐため緊急停止の原因が分かるまで再運転できないように改善するなどしました。

そして、26日、約半年ぶりに運行が再開されました。

【乗車した人】
「楽しかったです。小さい子だと途中で止まったり、高い場所だと怖いだろうから安全に楽しめるものがいいですね」

【乗車した子どもたち】
「とっても速くて楽しかったです」
「楽しかったです。(また乗りたい?)はい!」

【乗車した幼稚園のスタッフ】
「再開っていうのをさっき聞いて。(園内を)ぐるっと回って、ここでみんなで乗ろうと思って。すごく楽しかったです」

大人も子どもも1周およそ6分のモノレールの旅を楽しんでいました。

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