他球団の現役選手もため息 ベッツ、大谷、フリーマンのMVPトリオは「全然違う」「不調でも…」

ドジャースのムーキー・ベッツ、大谷翔平、フレディ・フリーマン(左から)【写真:Getty Images】

カブスのハップ外野手、メッツのショート内野手らが苦悩語る

米大リーグ・ドジャースが誇る上位打線にライバル球団の現役選手も戦々恐々だ。カブスのイアン・ハップ外野手、メッツのザック・ショート内野手らが米ポッドキャスト番組に出演。「全然違う打線だよ。球界で最高のビッグネーム3人が連続で並ぶんだから」とため息交じりに対戦時の苦悩を語った。

現役選手ももはや呆れ気味だ。大谷翔平投手が加わったドジャースは、開幕からムーキー・ベッツ内野手、大谷、フレディ・フリーマン内野手のMVP経験者3人を1~3番に並べている。25日(日本時間26日)終了時点で、ベッツはメジャートップの打率.374、OPS1.113をマーク。大谷も同3位の打率.358、OPS1.089を記録している。不調と言われたフリーマンも打率.303、OPS.835まで上げてきた。

4番に座ることが多いウィル・スミス捕手も同4位の打率.352に加え、OPSは.864と安定した成績を残している。米ポッドキャストメディア「ジョムボーイ・メディア」の番組「ザ・コンパウンド」に出演したハップ、ショート、そして元カブス傘下の右腕ダコタ・メッケス氏は、ドジャース打線がいかに強力か、実感を込めて語った。

ショートは「フリーマンは苦しんでいたけど、それでも打率.260、OPS.750ぐらい打っていたんだ。ゲームが違うよ」と水準の高さにため息。ハップも「昨年似たようなことがあった。リグレーで試合した時、彼は苦戦していると話していたが、打率.280、OPS.750とか.780とかあったんだ」と応じた。昨季のリーグ平均は打率.248、OPS.734。不調と言われても平均以上の成績を残していたことになる。

1~3番を歩かせようと思っても、「後ろにウィル・スミスが控えているからね」とショート。メッケス氏も「この打線は休みがないね」と同意した。ショートはさらに絶好調のベッツについて「アウトに抑えた時も『フゥー、あとちょっとでホームランだった』という感じさ」と嘆息。「全然違う打線だよ。球界で最高のビッグネーム3人が連続で並ぶんだから」と呆れたように強調した。

THE ANSWER編集部

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