連勝を止めるわけにはいかない――。２７日の西武戦（みずほペイペイ）に先発するソフトバンクのリバン・モイネロ投手（２８）が、記念すべき一戦での白星を誓った。
２６日は本拠地で行われた投手練習に参加。本拠地ペイペイドームから「みずほペイペイドーム福岡」に名称変更して初めての試合を任された左腕は「特別な日だと思う。自分でもアップデートしたような気持ちで勝てるように投げたい」と腕をぶす。
先発転向した今季はここまで４試合に登板。１勝１敗ながら防御率１・７３を誇り、３度のクオリティースタート（６回以上、自責点３以下）をマークするなど、安定感抜群の投球を披露。倉野チーフ投手コーチは「修正することはないですね。すごく状態はいい」と期待を寄せている。
もっかチームは３連勝と勢いに乗っており、モイネロも「今までみたいなピッチングをすること。そして全球種コントロールをよくして、チームが連勝していくのを続けていきたい」と意気込む。
さらなる向上も目指している。日本選手の特徴として「特に２ストライク後の（打者の）アプローチで、コンタクトをしっかり狙ってくるイメージがある。そこに対してもっと低い球だったり、ボールゾーンに投げたり、そういう変化とかをつけないといけない」と分析し、課題を明かした。
キューバの最強左腕が自身今季２勝目をゲットし、チームを４連勝に導く快投を見せることができるか。
