『イップス』第4話で、香椎由宇さんが、人生のパートナーをあやめてしまうパティシエ役でゲスト出演します。
篠原涼子さん×バカリズムさんW主演の金9ドラマ『イップス』(フジテレビ)。
今作は、イップスに陥り“書けなくなった”ミステリー作家・黒羽ミコ(くろば・みこ/篠原)と、“解けなくなった”警視庁捜査一課刑事・森野徹(もりの・とおる/バカリズム)の絶不調コンビが事件を解決していくミステリーコメディ。
このたび、香椎由宇さんの出演が発表されました。フジテレビ制作の連続ドラマとしては、11年ぶりの出演となります。
凶器となるのはパティシエならではのあるモノ!?
香椎さんが演じるのは、アレンジモンブランが有名な超人気パティスリー『Ebahi(エバイ)』のチーフ・パティシエ、金町環奈(かなまち・かんな)。
フランスの三ツ星店でパティシエになることが夢だった一方で、現在は一人の女性として幸せな家庭を持つことにも憧れています。
パティシエとしての夢と、女性としての夢のはざまで揺れ動くなか、恋人で『Ebahi』のオーナー・小泉春樹(こいずみ・はるき/宮尾俊太郎)のはからいで、フランス人三ツ星シェフに開発中の新作スイーツを試食してもらう機会を得ます。
新作は、渾身(こんしん)のできでフランス行きはほぼ決定的でしたが、環奈自身は春樹との結婚に心が傾いていました。
しかし、春樹はかたくなに環奈を渡仏させようとするため、環奈は、春樹が彼の元恋人で環奈の後任チーフ・パティシエに決まっている江原尚子(えばら・なおこ/遊井亮子)とヨリを戻すために自分を店から追い出そうとしているのではと疑います。
疑念を問い詰めるなか口論となり、感情の高ぶりによって突発的に春樹をパティシエならではのあるモノで殴打。
頭から血を流し死んでしまった春樹を見て、我に返った環奈は、罪から逃れるために巧妙な偽装工作を始め…。
香椎さんは、フジテレビ制作の連続ドラマとしては『ガリレオ』(第2シーズン/2013年/フジテレビ) 以来、11年ぶりの出演。
また、篠原涼子さん、バカリズムさんとは初共演となりますが、バカリズムさんが原案・脚本を務めた『ノンレムの窓 2023・新春』(2023年/日本テレビ)に出演しています。
『イップス』第4話は、 5月3日(金)21時より、フジテレビで放送されます。
<香椎由宇 コメント> <香椎由宇 コメント>
――オファーを受けたときは、どう思いましたか?
台本を読んでいるときからニヤニヤがとまらず、お二人のやりとりを鮮明に想像しながら読み進めることができたのが、自分でも衝撃でした。
読み込むうちに篠原さんのミコ、バカリズムさんの森野が私の頭の中で動き始め、その中に、ぜひ私も入り込みたい、早くお二人に会いたいという気持ちでクランクインがこんなに楽しみな作品に出会えて幸せな気持ちでした。
――今回演じた役について教えてください。
環奈は、私を含め多くの女性が抱くであろう葛藤に直面し、その答えを見つけた矢先に目の前の扉に自ら鍵をつけて閉ざしてしまった…そんな女性です。
ただ単に「かわいそう」「ヒステリック」ではなく、素直に気持ちを伝えられない彼女の繊細な気持ちの動き、それは春樹もそうですが、そこを大切に作り上げました。
――撮影を通して感じた『イップス』の見どころを教えてください。
なんといっても二人の絶不調コンビをはじめ、その周りのキャラクターたちの個性の強さが見どころだと思いますが、唯一普通(?)な毎話の犯人も、ぜひ楽しみにしていただけたら“犯人冥利(みょうり)”に尽きます。
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