[巻9-2新潟工]巻の小越太一がチームを勢いづける一振りを見せた。同点の七回、無死三塁の好機に勝ち越しの適時二塁打を放ち、一挙7得点の口火を切った。
苦手としている三塁の守備でミスをしていた。「バットで返す」と気合を入れて打席に立った。外角の直球を振り抜き、会心の当たりは右翼の頭を越えていった。
守備のうまい1年生の加入が刺激になっている。守備の向上とともに「チャンスで必ず打ち、チームに貢献できる選手になりたい」と意気込んだ。
◆初登板で相棒と5回8奪三振・新発田中央の2年小林香佑
[新発田中央10ー0佐渡総合]新発田中央の2年生エース、小林香佑が5回を被安打2、8奪三振の力投で、公式戦初登板を勝利で飾った。
打たせて取るのが持ち味だが、一回に先頭打者を三振で打ち取ると勢いに乗り、5者連続の三振。その後も危なげない投球で、5回を投げ抜いた。
捕手の加藤蛍太郎とは小学校からバッテリーを組む仲。公式戦デビューだったが、相棒のミットを目がけ「楽な気持ちで投げられた」と小林。「次戦も思い切り腕を振っていきたい」と意気込んだ。
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