「彼のやり方が好き」クロップ監督が自身の後任に急浮上したスロット監督に言及「彼は良い男で良い監督」

リバプールのユルゲン・クロップ監督が、後任の候補に挙がっているアルネ・スロット監督について言及した。

今シーズン限りでの退任をすでに発表しているクロップ監督。今シーズンはプレミアリーグの優勝争いをアーセナルとマンチェスター・シティと繰り広げている。

しかし、24日にエバートンとのマージーサイド・ダービーに敗れて一歩後退。ただ、可能性はまだ残っており、残りの4試合に全てをかけることとなる。

そんな中、後任監督を探していたリバプールは大本命と見られていたレバークーゼンのシャビ・アロンソ監督が残留を宣言して消滅。スポルティングCPのルベン・アモリム監督も熱心に追いかけていたとされていたが、交渉が上手くいかずに破談になったとされていた。

そこで浮上したのがスロット監督。フェイエノールトを指揮しており、2022-23シーズンはエールディビジで優勝。今シーズンはKNVBベーカーを制しており、2年連続で結果を残している。

27日にウェストハムとの一戦を控える中、記者会見に出席したクロップ監督はスロット監督について言及。繰り広げているサッカーのスタイルは好きだと語り、後任監督へ好印象を持っているとした。

「もし彼がこの仕事を引き受けたいと思っているのであれば、私はとても気に入っている」

「私は彼のチームが見せるフットボールのやり方が好きだし、彼について聞いていることは全て彼が良い人間だということだ」

「私はとても気に入っている。良い男で良い監督であり、もし彼が解決策となるのであれば、クラブを楽しみにしている。私はとても幸せだ。全て本当に良いことだと思っている」

スロット監督もリバプールの指揮を執ることを望んでおり、現在はクラブ間の交渉中とのこと。どのタイミングで決着がつくのか注目だ。

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