【巨人】戸郷翔征 白星消したドラ1西舘勇陽をフォロー「まだまだ腐らずにやってくれる」

4回には打球直撃のアクシデントもあったが、7回まで好投を見せた巨人・戸郷翔征

巨人・戸郷征投手(24)が26日のDeNA戦(横浜)に先発し、7回1失点と好投。終盤に救援陣が逆転を許して今季2勝目とはならなかったが、エースの意地を見せた。

戸郷は初回二死から走者を一、二塁まで進めるピンチを招いたが、後続はしっかりと打ち取って危機を脱出。3回こそ無死二、三塁から佐野の内野ゴロの間に1点を失って先制点を献上したが、その後はDeNA打線に隙を見せず。1点ビハインドの5回には一死一、三塁からセーフティースクイズを決め、自らのバットで試合を振り出しに戻した。

戸郷の奮投に応えるように打線も奮起。1―1で迎えた7回には一死三塁から吉川が値千金の適時打を放ち、援護点をプレゼントしたが、1点リードの8回にドラフト1位の西舘勇陽投手(22)ら救援陣が6点を奪われて逆転。勝ち星はこぼれ落ちた。

戸郷は「先に点は取られましたけど、そこだけの反省点かなと思います」とまずまずの手応え。逆転を許したルーキー西舘に対しては「(ここまで)あれだけいい投球をしていたので。本当に100点満点だと思います。プロ対プロですし、いつかは打たれることもあります。これまで僕も助けられてきたところもたくさんありますし、まだまだ腐らずにやってくれると思います」とフォローした。

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