100円玉のはずが10円玉のお釣り!? 宮島フェリー券売機、設定ミスで支払い少なく

JR西日本宮島フェリー

 JR西日本宮島フェリー(広島県廿日市市)は26日、宮島口―宮島間を結ぶフェリーの切符を自動券売機で購入した利用客に、釣り銭を少なく支払っていたと発表した。宮島口桟橋(同市)の券売機の設定ミスが要因という。

 同社によると、22日に券売機の保守点検をした作業員が、100円玉で出す釣り銭を誤って10円玉で出す設定にしていた。25日に千円札で300円の切符を買い、釣り銭が520円しかなかった利用客からの指摘でミスが発覚した。

 設定ミスがあったのは22日午後3時ごろから25日午後2時50分ごろまでの間。同社は申し出があれば払い戻しに応じるとし、乗り場に告知する張り紙を掲示した。「再発防止に努める」としている。同社総務営業部☎0829(56)2045。

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