【巨人】阿部監督 6失点の救援陣を擁護「もう責められないよ、投手陣は」

8回、船迫大雅(中)にマウンドを託した巨人・阿部監督(右)だったが…

巨人・阿部慎之助監督(45)が2―7で敗れた26日のDeNA戦(横浜)後、終盤に失点を許した救援陣をフォローした。

思わぬ誤算となった。1点リードで迎えた8回に2番手・西舘がマウンドに上がるも、佐野に同点適時二塁打、母校・中大の先輩である牧に適時打を浴びて勝ち越し点を献上。これがプロ11試合目にして初失点だ。さらにマウンドに上がった船迫、高梨も失点を許し、この回一挙6失点。両投手にとってもこの日が今季初失点と、阿部巨人が誇る救援陣がリズムを乱す格好となった。

それでも阿部監督は「もう、責められないよな、投手陣は。すっきりした負け方だった。よく粘ったけど」と投手陣をフォロー。西舘に対しても「まあ、いつかは点は取られるから。こういう形で悔しい思いをして、プロは甘くないというのは分かっただろうし、明日以降また頑張ってくれればいいかな」と切り替えを促した。

この日は振るわなかった救援陣も「構えたところより全部甘く入ってしまったところが一番の反省点です。しっかり切り替えて次の試合に向けて…ブルペンの準備とかでも、少し確認しながらできれば」(西舘)、「うまく打たれた…打ったほうがすごいというか…。まだ何回も対戦するので、次は抑えられるように頑張ります」(高梨)とそれぞれ次戦での巻き返しを誓っていた。

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