10大会連続ならず…パリ五輪消滅の韓国代表、サッカー協会が謝罪の声明「深い謝罪を申し上げまう」…A代表は監督不在、五輪世代も厳し結果に

[写真:Getty Images]

パリ・オリンピックへの切符を逃すこととなったU-23韓国代表。大韓サッカー協会(KFA)が謝罪の声明を発表した。
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AFC U23アジアカップに臨んでいた韓国。3.5枠のアジアのパリ・オリンピックへの切符を懸けて戦い、グループステージ最終節ではU-23日本代表に勝利してベスト8に進出していた。

25日には、準々決勝でU-23インドネシア代表と対戦。初出場の相手に苦戦を強いられると、ビハインドで迎えた終盤に同点に。その後PK戦にもつれ込んだが、最後はセーブされて敗戦。10大会連続のオリンピック出場を逃すこととなった。

エースの途中退場やファン・ソンホン監督の退席処分など、エクスキューズもあった試合での敗退。KFAはオリンピック出場を逃したことでの声明を発表した。

「今日行われた2024AFC U23アジアカップの準々決勝敗戦でパリ・オリンピック本戦出場が無くなったことについて、サッカーファン、サッカー関係者をはじめとする国民の皆さんに深い謝罪を申し上げます」

「10大会連続オリンピック出場のために、コーチングスタッフと選手の両方が最善を尽くしましたが、残念ながら目標を達成できませんでした」

「サッカー代表チームを育成し、支援する我々の大韓サッカー協会に全ての責任があることをよく知っているので、もう1度頭を下げたいと思います。申し訳ありません」

「今後の選手や指導者育成、代表チームの運営体系を綿密に検討し、改善案を見つけ、これ以上今日のような失敗が繰り返されないようにいたします」

「当面の課題である代表チーム監督の選任を上手く終え、継続し続ける2026年の北中米ワールドカップ アジア予選で良い試合を見せ、国民の皆様に喜びを差し上げるために大韓サッカー協会は最善を尽くします」

韓国代表はアジアカップの敗退やチーム内不和の影響などもありユルゲン・クリンスマン監督を解任。3月のW杯予選はファン・ソンホン監督が暫定指揮を執っていたが、6月までに新監督を選出する必要がある。

そして、そのファン・ソンホン監督が率いていたU-23韓国代表がパリ・オリンピック行きを逃す結果に。苦しい戦いが続いている中で、今後どう進めていくのか注目だ。

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