知床沖の観光船沈没事故をめぐり、携帯電話の環境改善に向けた会議が開かれ、知床半島の圏外エリアは来年3月までに解消される見込みであると報告されました。
知床沖で小型観光船「KAZU1」が沈没した事故では、船長の携帯電話を通信手段としていましたが航路の大半は圏外でした。
事故を受けて国や携帯電話事業者4社らは知床半島に新たに基地局を設置し通信環境の改善を進めるとしていました。
26日の会議で来月から新たな基地局の工事が始まり、来年3月までに知床半島での圏外エリアが解消する見込みだと報告されました。
知床岬の灯台に設置するアンテナは景観に配慮し灯台と同じ色に塗装するということです。