NOA、2ndアルバム『Primary Colors』収録曲順&ティザー映像公開 全14曲を三原色でカテゴリー分け

NOAが、5月29日にリリースする2ndアルバム『Primary Colors』のトラックリストとアルバムティザー映像が公開された。

『Primary Colors』というアルバムタイトルは“三原色”を意味すると同時に、トリリンガルアーティストならではの3カ国言語(日本語、英語、韓国語)によって違う“NOA=自分”がいることを表現している。発表時には全12曲を予定していたが、制作過程での「“今の自分”を表現するのにどうしても追加で2曲を加えたい」というNOAの強い想いから、最終的な収録曲は14曲となった。それぞれの曲に三原色の赤、青、緑の順でカテゴリーを持たせている。

何色にも染まらないコンセプトを持つ冒頭1曲目の「COLORS」は、“今の自分”を表現した無色がテーマとなり、続く2~7曲目は情熱、強さ、エネルギッシュを表現した赤。3月13日のバースデイイベントで初披露された「gimme」は、昨年コラボレーションを果たしたアメリカのアーティスト joanプロデュースのフル英語詞。エモーショナルな「BURN」から、韓国語詞と英語詞で展開される新境地という「RED ZONE」、アルバムタイトルを想起させる「Prime」は、レトロフューチャーな仕上がりに。「answer」は韓国語詞と英語詞のロックテイスト、「between」はライブでのNOANA(=NOAのファン)のコール&レスポンスが熱い楽曲となっている。

8曲目からの3曲は、センチメンタル、知性、冷静を表現した青に。大人の雰囲気が漂う「YBOM (You’ve Been On my Mind)」、日本語のみのバラードという新たなチャレンジとなる「imasara」、今のNOAだからこそ書けたという「Break Away」が続く。

11曲目からラストは、幸福感、自然体、リラックスを表現した緑がテーマ。「Last Letter」は「LIGHTS UP」「TAXI feat. tofubeats」を共に手がけたレソン(Millennium)が参加している。さらに、joanとのコラボレーション楽曲「Always and Forever」、ニューヨークを訪れた際に書いた「Fell in love in NYC」、そして「00:02 (You & I)」が壮大なスケールでアルバム最後を締める。この楽曲もバースデイイベントで披露され、コーラスとして今年はじめのファンミーティング各会場でNOANAの声をレコーディングした大切な楽曲に仕上がっている。

また、Sunnyがメインのプロデューサーを務めつつ、韓国のレソンやアメリカのjoanを迎えたワールドワイドの作品となっている。

同時公開されたティザー映像でも、アルバムテーマの三原色がモチーフに。トリリンガルとしてのアイデンティティを自身に問う、「Who Are You?」という印象的な言葉を投げかけるスタイリッシュな映像となっている。

なお、NOAは7月25日に『"Primary Colors" IN TOKYO ~ You ready for this? ~』を開催。10月8日からは全国ツアー『"Primary Colors" HALL TOUR IN JAPAN FLASHING LIGHTS』が控えている。ツアーのチケット先行等の詳細は後日発表予定とのこと。

(文=リアルサウンド編集部)

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