U23日本代表、準決勝はイラクと対戦決定 イラクのキャプテンは累積警告で日本戦欠場

AFC U23アジアカップ カタール2024の準々決勝が26日に行われ、U-23イラク代表とU-23ベトナム代表が対戦した。

サウジアラビアを抑えてグループCを首位通過を果たしたイラクは、グループDをウズベキスタンに次ぐ2位で通過したベトナムと対戦した。

立ち上がりは拮抗した展開となったが、徐々にイラクが攻撃の圧力を強めていく。16分には波状攻撃から最後はアリ・ジャースィムが決定的なシュートを放ち、ゴールを脅かした。

その後もイラクが主導権を握って試合を進めたが、25分にイラクのキャプテンを務めるムンタゼル・モハメドがハンドの反則でイエローカードを提示された。同選手は累積警告2枚目となり、準決勝は出場停止となった。

後半に入り、59分に試合が動く。ニハド・モハメッドがベトナムのGKクアン・バン・チュアンより先にボールに触り、ペナルティエリア内で倒される。VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の介入でPKが与えられ、これをアリ・ジャースィムが冷静に決めて、イラクが先制に成功した。

時間をかけて試合を終わらせにかかるイラクは、89分にベトナムのグエン・マイン・ハングの退場を誘発。このまま1-0で試合終了を迎えた。

勝利したイラクは、29日の準決勝でU-23日本代表と対戦することが決定。キックオフは29日(月)26時30分予定となっている。

【スコア】
U-23イラク代表 1-0 U-23ベトナム代表

【得点者】
1-0 64分 アリ・ジャースィム(PK/イラク)

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