現地時間4月26日に開催されたラ・リーガの第33節で、久保建英が所属する6位のレアル・ソシエダと首位のレアル・マドリーが前者のホームで対戦した。
3試合ぶりにスターティングメンバーに名を連ねた久保は、いつも通り4-3-3の右ウイングに入った。
ミッドウィークのチャンピオンズリーグを睨んで大幅なターンオーバーをし、いわば“1.5軍”のマドリーに対し、ソシエダはボールを支配。15分には、ボックス内右でパスを受けた久保が左足でニアサイドを狙うも、約3か月ぶり出場のGKケパにセーブされる。
28分には、左サイドを突破からオジャルサバルのパスを受けたトゥリエンテスがミドルシュートを放つが、わずかに枠を外れる。
迎えた29分、マドリーはファーストシュートで先制点を奪取。チュアメニのサイドチェンジのパスを右SBカルバハルが折り返し、初スタメンとなった19歳の新星ギュレルがゴールに流し込んだ。
32分には、敵陣ゴール前でボールを収めた久保が右足の鋭いシュートを叩き込む。今シーズン8点目となる恩返し弾かと思われたが、オンフィールドレビューの末にバレネチェアのファウルで取り消しとなる。
【動画】久保がマドリー戦で幻のゴ―ル
1点ビハインドで折り返したソシエダは47分、トゥリエンテスが右サイドからニアを狙うもケパに阻まれる。
80分には、果敢に仕掛けていた久保の好パスからオジャルサバルがシュートを放つも、途中出場の相手DFリュディガーに当たって枠を外れる。
このまま1-0でマドリーが勝利。久保がフル出場で奮闘したソシエダは、公式戦3試合未勝利となった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部