少数派である「いらない族」にスポットを当てることで、世の中の当たり前とされることについて立ち止まって考えます。
『上田晋也のいる族!いらない族!』(4月27日/フジテレビ ※関東ローカル)が放送されます。
MCは、上田晋也(くりぃむしちゅー)さん。
ゲストに、あのさん、井桁弘恵さん、岡田美里さん、島崎和歌子さん、中川淳一郎さん(ネットニュース編集者)、古市憲寿さん、山下メロさん(平成文化研究家)、山瀬まみさん、吉村崇さんを迎えます。
少数派「いらない族」にスポットを当てることで、世の中の当たり前を考える! スマホはいらない!?少数派「いらない族」にスポットを当てることで、世の中の当たり前を考える!
日本人の97.1%が持っているスマートフォン。
現代人は、1日平均76回スマホを手にとり、2600回以上画面に触っているといいます。スマホを持っていることが当たり前になっている現代においては、スマホを持っていない人は、たった3%。
今回は、現代日本における少数派「スマホいらない族」にスポットを当てます。
最初に密着するのは、若者文化に詳しい平成文化研究家の山下メロさん。
「ガラケー文化を残したい」ということで、200台を超えるガラケーを“保護”する山下さんのガラケーを集める理由とは?
ガラケーで使える電波が停波してしまった昨今、仕方なくスマホを使用することになり、改めて「時間をとられすぎて効率的じゃないな」と考えるようになったといいます。
同様に“スマホがあって当たり前”の若者世代も「悪しき文化」「みんな使っているから使ってないのが変になる」「うるさすぎて通知オフにするときがある」など、スマホは便利だが、依存しすぎると正直疲れるという意見も。
「スマホいる族」の芸能人の異常なまでの使い方 「スマホいる族」の芸能人の異常なまでの使い方
「スマホいる族」の井桁弘恵さんは、「スマホがない生活が想像できない。家帰って、寝るまでずっとスマホが手にある。ドライヤーするときはイヤホンして、そのまま寝るまで何かを見てます」と、「いらない族」とは真逆の発言!
そんな井桁さんの1日の携帯使用時間は、11時間を超えることも…。
あのさんも、曲作りからゲームまで、1日10時間以上をスマホに費やすといいます。社会学者の古市憲寿さんに至っては、コメンテーターとして出演するニュース番組の生放送中にも、スマホで新着情報や自身の発言に関する反応をチェックし、即座に反映させるといいます。
この話に、いまだに固定電話やFAXを使用しているという「いらない族」の島崎和歌子さんや、ガラケーが壊れてしまい渋々スマホに変えたという山瀬まみさんは、驚きを隠せません。
番組では、「スマホ依存症チェック」も実施。
6つの項目のうち、なんとたった2つ当てはまるだけで「スマホ依存症」なのだといいます。ゲストたちの“依存度”は…!?
ネット編集者なのにスマホを使わない理由 ネット編集者なのにスマホを使わない理由
続いての「スマホいらない族」は、大手広告代理店・博報堂に勤めたエリートで、現在はネット業界で有名なネットニュース編集者・中川淳一郎さん。
ネットニュース編集者という職業から、一見スマホを駆使していそうですが、人生でガラケーしか持ったことがない“筋金入り”の「スマホいらない族」。
中川さんにその理由を問うと「インターネットには、ものすごい恩恵を受けているのは事実です。ただ、そのインターネットにいつでもアクセスできるスマホってものは、問題なんじゃないかって、私はいつも思っています」と語ります。
世界のセレブたちにも「スマホいらない族」が多いそう。
トム・クルーズさんは“家族との時間を優先する”ため、ジャスティン・ビーバーさんは“デジタルデトックス”のため、エルトン・ジョンさんは「私の人生が幸せなのは、スマホがないから」とまで言っているそう。
さらに、スティーブ・ジョブズさんは「子どもにスマホを持たせない」と明言していたそうで、「年収1千万以上の富裕層の、18.4%がスマホを持っていない」というデータもあるといいます。
番組では、若者の間で“ある理由”からガラケーブームが起き始めているという話や、デジタルデトックスを推奨するホテルの宿泊プラン、電話でしか予約できないにも関わらずミシュランで星を獲得しているお寿司屋さんの大将なども紹介します。
「スマホいらない族」が一番多いのは秋田県。スマホ所持率と学力の意外な関係 「スマホいらない族」が一番多いのは秋田県。スマホ所持率と学力の意外な関係
全国スマホ利用率を見てみると…トップは、東京都の81.3%。一方、最下位は…秋田県の56.7%。
そこで今回、秋田に潜入取材してみると、「スマホいらない族」の女子高生がいるという情報が!
中学生のときはスマホを使っていたが、昨年10月にガラケーに変えたことには、上田晋也さんも納得の“理由”があるそう。
さらに、実は秋田県に「スマホいらない族」が多い理由が、秋田の“県民性”と密接に結びついているといいます。
そして、小中学生の国語の全国学力テストでも1位を誇る秋田県には、いったいどんな秘密があるのでしょうか。
そんな秋田県では「ガラケー復活イベント」も開催されているそう。スタジオでも、吉村崇さんが昔使っていたガラケーが復活!一番“ヤンチャ”をしていた時代のものだそうで…。
『上田晋也のいる族!いらない族!』(関東ローカル)は、4月27日(土)15時より、フジテレビで放送されます。
<上田晋也 コメント> <上田晋也 コメント>
僕自身はそんなにSNSとか見ないので依存症まではいかないと思うが、夜中無駄にスマホをいじっていることが多いように思います。
毎晩同じ検索ワードで買い物してることがあります。“プロレス 本”で毎日見ちゃってますね。そういう無駄に使う時間を止めようとは思いました。
「もうスマホをいらない」とはならないとは思うが、スマホとの付き合い方を考えるきっかけにこの番組を見ていただけたらと思います。
<番組概要> <番組概要>
『上田晋也のいる族!いらない族!』)
放送日時:4月27日(土)15時~(関東ローカル)
MC:上田晋也(くりぃむしちゅー)
ゲスト:あの、井桁弘恵、岡田美里、島崎和歌子、中川淳一郎(ネットニュース編集者)、古市憲寿(社会学者)、山下メロ(平成文化研究家)、山瀬まみ、吉村崇
企画:木月洋介
演出:中山準士(いまじん)
プロデューサー:向山典子(いまじん)
チーフプロデューサー:堀川香奈
(敬称略)
制作著作:フジテレビ