27日から直江津街ガチャ 名所や名産キーホルダーに 直江津地区9カ所に設置

直江津の名所、名産がカプセルトイのキーホルダーに

上越市直江津地区の名所や名産をカプセルトイにした「街ガチャin直江津」が27日から、同地区に設置される。10種類のキーホルダーが用意され、1回300円で直江津の魅力が入手できる。

街ガチャは全国で展開されており、県内では糸魚川や新潟、柏崎などで行われている。直江津版は同市の「I&C PLAYING PARTNER」とアクセルデザインが企画した。

図柄は観光名所や直江津の特色の交通機関、食の名物が選ばれた。内容はえちごトキめき鉄道の観光急行、頸城自動車の観光バス、佐渡汽船のこがね丸、同市立水族博物館うみがたりのマゼランペンギン、直江津ショッピングセンターエルマールのロゴマーク、ホテルハイマートの二大将軍弁当、三野屋菓子店の継続だんご、山本味噌の雪ん子みそ、塚田そば店の「かけ中か」、餃子のひろ坊の餃子(ギョーザ)がラインナップされている。

アクセルデザインの笠原勇気代表は「直江津を訪れた人に楽しんでもらい、地元の人には魅力を再発見してもらえれば」と話した。設置場所はうみがたり、エルマール、三野屋菓子店、鳥まん、餃子のひろ坊、土肥菓子店、直江津駅、佐渡汽船直江津ターミナル、塚田そば店。一部は5月1日の設置となる。

三野屋菓子店代表社員の重原稔さんは自店前に設置されるガチャのカプセルの一部に、同店のお菓子がもらえる引換券を入れた。重原さんは「糸魚川では景品が当たるくじを入れている。直江津も今後は商店街で使える商品券を入れるなど、街全体に街ガチャの効果が広まるようにできれば」と思いを話した。

26日にアクセルデザインでカプセルの仕分け作業を行い、地元の子どもらが手伝った

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