<試写室>『おいハンサム!!2』第4話
今回もお話の中身はもちろんのこと、“あらすじ”含めて、すべてがとてつもない!!
僕、いついかなるドラマも、どこまで何を書いていいのか?ってのは、一応は、確認する…だって、こう見えても、お仕事だしね…というスタンスなんだけど(当然)、この『おいハンサム!!』に関しては、特に、あらすじが書きにくい…異常なほどに書きにくい…ってんで、毎週、公式のあらすじを、ちゃんと、いつも以上に、丁寧に、確認することにしてるんだけどさ…その、今週の“あらすじ”ってのが、いつも通り、わけがわからなすぎて、ひどい!!=すごい!!
っというわけで、今回は(今回も?)、公式の“あらすじ”を全部抜粋しながら、第4話の見どころを煽(あお)っていこうと思います。
まず、今回の第4話の柱となるストーリーを紹介…
――源太郎(吉田鋼太郎)は由香(木南晴夏)の日記をたまたま発見、読みたい気持ちと葛藤しつつ娘が悩んでいるのではと心配になる。
そうなのそうなの。今回は源太郎パパが、もうホントに、クソどうでもいい理由で(褒めてます)、由香の「5年日記」を発見することになるんだけど、そっから、源太郎パパが、「5年日記」へ異常なまでに執着し出して、それが第4話全編を支配する…という謎の壮大さ(?)。
で、「読みたい気持ちと葛藤しつつ娘が悩んでいるのではと心配になる」って一応は書いてあるんだけど、ホントに娘を心配してんのか?ただ日記を読みたいだけなのか?…いや、マジで、ただただ日記読みたいだけやんけ!!って気がしてならない、そのパパの逡巡(しゅんじゅん)が、千鶴ママ(MEGUMI)を通して丁寧に描かれていきます。
で、その描写の機微…機微が機微すぎるあまり、面白いんだか、しつこいんだか、楽しいんだか、めんどくさいんだか…のいつも通りの世界観が構築されていくのです。
さて、その、源太郎パパの“日記への執着”の行方とは!?そして、その“結末(オチ)”とは!?どうぞお見逃しなく!!
続いて、伊藤家3人娘のそれぞれを状況説明…
――一方、由香は出張先のホテルで運命の出会いをする。出会いに恵まれない里香(佐久間由衣)は上司・橋本(ふせえり)のすすめで恋愛関係のリサイクルを試み、美香(武田玲奈)の職場ではシイナ(野波麻帆)が愛用のノーズシャドウが生産終了になると大騒ぎ。
由香が出張先で“運命の出会い”をする…って、なんだか、このドラマらしからぬ、すごくテレビドラマらしい、劇的ドラマティック展開待ち受ける!?!?ラブコメの本領発揮か!?!?な書き出しから始まったと思いきや、里香は“恋愛関係のリサイクル”だし、美香はもう美香ですらなく、職場で“シイナさんのノーズシャドウが生産終了”という、意味不明、からの、THE知らんがなの連続コンボ。
マジで、“シイナさんのノーズシャドウが生産終了”って、クソどうでもいいし(褒めてる??うん、褒めてます!)美香の話はどうなってんだよ…という“雑さ”しか感じませんが、そうはいいつつ、結局のところ、この、由香の“運命の出会い”、里香の“恋愛関係リサイクル”、美香の職場で“シイナさんのノーズシャドウ”、というそれぞれのエピソードが、機知に富みまくりで、深いんだか、浅いんだか、笑えるんだか、失笑なんだか、わけがわからなくなってしまう、まさしく、THE『おいハンサム!!』ワールド!!
少なくとも、由香の“運命の出会い”は、想像を絶する、誰も想像できない、想像できるはずもない、“運命の出会い”なので、それが一体どんな“運命”なのか、それもこれもすべて、お見逃しなく!!
最後の最後、結局すべてをかっさらっていくのは…“仕草のかわいい花屋さん”
で、あらすじの、起⇒承と来たので、つづいて、“転”的なエピソードも…
――美香が警戒する鼻血が出がちな女・翔子(逢沢りな)は大森(浜野謙太)に近づく。
“美香が警戒する”、どころか、視聴者全員、もれなく誰もが警戒するであろう、あの“鼻血女”こと翔子(初めて名前知った)が、由香の元カレであり、先週、気になってる同僚の渡辺さん(太田莉菜)に“ぬかハラ”をぶちかました(“ぬかハラ”?なに??な人は、第3話をチェック!爆笑…?…失笑します!)大森をロックオン!!…という、“転”的なエピソードとしては最高過ぎる謎展開。
これもまた、ホントにひどくて(これももちろん褒めてます)、“鼻血女”は一体何がしたいのか!?大森はロックオンされてどうなるのか!?渡辺さんとの仲は!?と、こっちも何もかも見逃せません!!
で、散々、気になりすぎるエピソードが紹介されてきたというのに…
――しかしとにかく話題の中心は仕草のかわいい花屋だった。(原文ママ)
って、どういうことやねん!!!
わけわからん!!=最高か!!
まじで、“仕草のかわいい花屋”って誰!?唐突が過ぎる!!しかも、“話題の中心”、とかなってるし、マジで、誰で何!!?!そいでもって、あらすじのラストに「しかしとにかく」ってそんな書き方、あります!?“あらすじ”史上、そんな書き方する“あらすじ”あります!?わけがわからなすぎる!!!
…んだけど、見終わった僕なのでわかります…。
ここまで、散々、パパの“日記への執着”、由香の“運命の出会い”、里香の“恋愛リサイクル”、美香の職場で“シイナさんのノーズシャドウ”、鼻血女は“大森にロックオン”と、散々散々、とてつもなくキャッチーなエピソードの数々が紹介されましたが、最後の最後、結局すべてをかっさらっていく…まさしく“話題の中心”になるのは“仕草のかわいい花屋さん”で、間違いありません!!その、“仕草のかわいい花屋さん”とは、一体、誰で、何!?乞うご期待!!!