韓国でキムチが愛される理由って?毎日食べたい美容食!キムチがキレイを導く秘密♡

食べるだけで美しくなれる美容レシピ本や書籍が著書累計50万部を突破し、47歳の今が一番、若く見られるというAtsushiさん。Atsushiさんが積極的に取り入れている韓国料理は美しくなれる秘密の宝庫でした!

韓国料理の中でも、韓国で毎日のように食べられているのがキムチ。キムチ専用の冷蔵庫がある家庭も多いくらい、キムチは韓国の食生活に欠かせないものです。そこまで、韓国でキムチが愛される理由は?キムチはどうして美と健康にいいの?その秘密をAtsushiさんに教えてもらいました♪

毎日キムチを食べてキレイになれる理由って?

寒い韓国で、冬に不足しがちな野菜をとるための保存食として発達

キムチのルーツには諸説あるようですが、もともとは、寒さが厳しい朝鮮半島で、冬に不足しがちな野菜をとるための保存食として作られたものといわれています。

当初は塩漬けにしただけの野菜が食べられていたようですが、16世紀ごろに日本から韓国にとうがらしが伝わり、その後、18世紀になって、とうがらしや塩辛、白菜などを使った現在のようなキムチが食べられるようになったといいます。

現在でも韓国では、11月末から12月初旬ごろに、家族や地域の人などが総出で1年分の白菜キムチを漬け込む「キムジャン」という年中行事があるそう。一度に作るキムチは大量なので、近所の人たちが集まってそれぞれの家のキムチ作りを手伝い、こうして作ったキムチを、毎日、朝、昼、晩に食べる習慣が根づいたようです。

キムチは、白菜などの野菜と塩、とうがらし、魚介の塩辛、にんにくなどを材料にして作られます。特に魚介の塩辛はキムチのおいしさの決め手となるもので、一般的にはアミ(アミえび)の塩辛が使われます。ただ、地域や家庭ごとに使う材料などが少しずつ違うため、その地域や家庭ならではの味になるのです。

乳酸菌やカプサイシン、ビタミンなど美と健康によい栄養の宝庫

韓国の国民食ともいえるキムチは、発酵食品の中でも特に乳酸菌の量が多いといわれています。また、キムチに含まれる植物由来の乳酸菌は、過酷な環境下に生息しているため、ヨーグルトなどの動物由来の乳酸菌よりも生命力が強く、生きて腸まで届く力が強いのが特徴。腸内の善玉菌をふやして悪玉菌の増殖を抑え、腸内環境をととのえてくれます。

キムチには脂肪の燃焼を促したり、血行を促進したりする働きがあるカプサイシン、エイジングケアに役立つβ-カロテン、代謝を助けるビタミンB群、美肌に欠かせないビタミンC、便秘改善によい食物繊維なども含まれ、まさに美と健康をサポートしてくれる栄養の宝庫。キムチを食べるとポカポカと体が温まって代謝がアップし、冷えも改善しやすくなります。

市販のキムチの中には、実は発酵していないものがあるって本当!?

発酵キムチを食べるなら、市販のものを買うのが手軽ですが、実は日本でキムチとして売られているものには、発酵していない“キムチ風浅漬け”もあるので要注意。

発酵キムチには、パッケージに「熟成発酵」または「乳酸発酵」と記載されているので、そういったものを選びましょう。材料にアミの塩辛と記載されているものも発酵キムチです。皆さんもぜひ、キムチを食事にとり入れてみてくださいね。


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