「美しい川いつまでも」大堰川で清掃活動 毎月1回、空き缶やポリ袋拾う 京都・南丹市

トライアスロンの会場となる大堰川でゴミを拾う参加者(南丹市八木町)

 今年で10回目を迎える「京都丹波トライアスロン大会in南丹」の実行委員会のメンバーらが、会場となる京都府南丹市八木町の大堰川や周辺の清掃活動を始めた。7月7日の本番に向けて、毎月1回続ける。

 「美しい川をいつまでも」を今年の大会テーマに掲げた実行委が清掃活動を初めて企画した。初回となった4月20日は、市内外から子どもも含めて10人が集まった。

 参加者は、大堰川や上流の官上川に入り、川に沈んだ空き缶や、流れてきたポリ袋を拾い集めた。

 大会に参加を予定する中1男児(12)=京都市=は「思ったよりゴミが多かったけど、きれいにできてよかった」。

 同委員会の府トライアスロン協会の佐々木政治常務理事(51)は「いつも地元の方に川をきれいにしてもらっているので、恩返しの気持ちも込めて清掃したい。川や大会への関心が広がれば」と願った。

 5月18日、6月22日にも清掃に取り組む。詳細は同大会ホームページ。

© 株式会社京都新聞社