今週末にも“リーグ優勝達成”へ 4冠目指すPSGルイス・エンリケ監督はチームの出来に手応え「最高の‥‥‥」

写真:初年度ながらシーズン4冠の可能性を残すルイス・エンリケ監督 ©Getty Images

今シーズンからパリ・サンジェルマン(PSG)を指揮するルイス・エンリケ監督は、シーズン終盤のこのタイミングで4冠の可能性を残しているチームに満足感を示しているようだ。スペイン『Mundo Deportivo』電子版が伝えている。

L・エンリケ監督は現地時間27日開催のホームゲーム、ル・アーヴル戦の前日会見に出席すると、今シーズンここまでのチームの出来を以下のように振り返っている。

「今シーズンは多くの新加入選手を迎え、新チームでのスタートになった。新たなサイクルの始まりであり、チームの構築は来年以降も続いていく。来シーズンにチームがより良くなっていくことを確信しているし、選手にもそれを伝えたい」

「最高の雰囲気でシーズン終盤を迎えることが出来た。ここまでのポジティブな展開を想像していなかったし、キンペンべ、セルヒオ・リコを除いた全員がプレー可能というのは素晴らしいことだ。それぞれが野心に満ち溢れ、シーズン終盤を高いモチベーションで挑める」

今季は国内3冠の可能性に加え、UEFAチャンピオンズリーグでも準決勝に進出し、フランス勢として前人未到のシーズン4冠達成へ向け正念場を迎えているPSG。就任初年度ながらチームの立て直しに成功したL・エンリケ監督は、チームの雰囲気が最高潮であるとし、好調のFWウスマン・デンベレについては以下のようにコメントしている。

「攻撃陣はとても好調だ。ウスマンはバルセロナとの対戦前には1ゴールしか決めれてきなかったが、10アシストを記録してチームに違いをもたらしていた。彼は絶好調であり、練習から多くのゴールを決めているよ。ゴール前での“冷静さ”がゴールをもたらしている」

イギリスのデータ分析サイト『Opta』によれば、デンベレは欧州5大リーグにおいてチャンスクリエイト数が堂々の1位となっており、L・エンリケ監督の信頼が決して過剰ではないことをデータで示している。

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