青空に巨大なカツオが! 思わず足を止めて撮る観光客 特産地・本部町で初夏の風物詩

 沖縄県本部町の初夏の風物詩として親しまれている「カツオのぼり」が22日、渡久地港に揚げられた。町民や観光客が足を止めて写真を撮るなど、見る人を楽しませている。

 カツオのぼりは町商工会青年部OB会が「カツオの町をPRしよう」と企画し2001年に始まった。

 OB会の山内昌則会長は、カツオ豊漁の願いが込められているとし、「今年もたくさんの協力をいただきながら掲揚できてうれしい。ゴールデンウイークはぜひ本部町へ足を運んでいただきたい」と呼びかけた。

 26日には渡久地港プロムナードで地元の子どもたちによる掲揚式があった。カツオのぼりは5月10日ごろまで掲揚を予定している。(友寄隆央通信員)

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