甲冑を身にまとい、いざ出陣! 5日、南相馬でサムライフェス

サムライフェスへの来場を呼びかける藤田さん(左)と大杉さん

 相双地方に伝わる馬と武士の文化が体験できる参加型イベント「第8回サムライフェス」は5月5日午前9時半から、南相馬市原町区の雲雀ケ原祭場地で開かれる。模擬合戦や乗馬体験など盛りだくさんのイベントが催される。入場無料。

 地元の高校生らでつくる実行委員会の主催。模擬合戦は午後1時半からで、甲冑(かっちゅう)を着た武者たちが「相馬」「伊達」の2陣営に分かれて争う。模擬合戦前には「こども合戦」も行う。乗馬体験や火縄銃の展示、伝統芸能発表のほか、同フェスのオリジナルソングとして制作された「サムライフェスの歌」も初披露される。

 実行委は5月4日まで、模擬合戦の参加者を募集している。中学生以上が対象で、参加費は一般3500円(昼食代、甲冑一式レンタル代など込み)、中学・高校生2500円(同)。当日も参加を受け付ける予定。申し込み、問い合わせは実行委事務局(電話090.2846.8106)へ。

 実行委の大杉杏奈委員長(原町高3年)と藤田萌花副委員長(同)は24日、福島民友新聞社の取材に「迫力ある合戦のほか、家族で楽しめる企画がたくさんある。ぜひ来場してもらい、戦国時代を感じてもらいたい」と話した。

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