大谷翔平7号で米記者が敵地ファンを揶揄「また懲らしめた」「翔平:本塁打」 因縁トロントで

ブルージェイズ戦、7号を放つドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

大ブーイングの初打席で7号ソロ

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地ブルージェイズ戦に「2番・DH」で先発し、初回に今季7号ソロを放った。昨冬に入団交渉を行った因縁のチームとの今季初対戦で、スタンドはブーイングの嵐。これを大谷が本塁打で黙らせる光景を見た米国の記者は「またしても懲らしめた」と皮肉めいたコメントをつづっている。

初回、1死無走者で打席に立った大谷は右腕バシットの3球目、カウント1-1からのスライダーを右翼スタンドへ高々と運んだ。大谷はFAだった昨冬、ブルージェイズと入団交渉を行い、ドジャース入りを発表する直前に「大谷はトロントに向かっている」と米記者が“誤報”を流したこともあり、トロントのファンの迎え方が注目されていた。

米紙「USAトゥデー」のボブ・ナイチンゲール記者はXに「ショウヘイ・オオタニは、この冬に断りを入れたことでブルージェイズのファンから大ブーイングを受けるも、第1打席の本塁打でまたしても彼らを懲らしめる」とした。

米スポーツ専門局「ESPN」の敏腕記者ジェフ・パッサン氏もXに「トロント:“ブーーーーーーーーー!”」と敵地のブーイングを表現した後、「ショウヘイ: 」と本塁打動画を大谷のコメントがわりに使用しながら投稿。本塁打で一発回答したことを表現し、揶揄しているようだ。

THE ANSWER編集部

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