FRUITS ZIPPER、#ババババンビ、iLiFE!らがカラフルなステージを披露! アイドルフェス<B.L.T. WONDERLAND LIVE Vol.1>開催

FRUITS ZIPPER、#ババババンビ、iLiFE!らがカラフルなステージを披露! アイドルフェス<B.L.T. WONDERLAND LIVE Vol.1>開催

雑誌『B.L.T.』が主催するアイドルフェス<B.L.T. WONDERLAND LIVE Vol.1>が、4月26日(金)に品川ステラボールで開催された。

1997年の創刊以来27年目の新プロジェクトとして発足したこのイベント、記念すべき第1回目は同誌で連載を持つFRUITS ZIPPERや#ババババンビをはじめ、ライブアイドルシーンに旋風を巻き起こしている計6組(オープニングアクト含む)が一堂に集結し、熱いステージをくり広げた。

本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。

まずオープニングアクトを飾ったのは、昨年オーディションを経て結成された秋元康プロデュースの11人組・WHITE SCORPION。

COCOが“今日は名前だけでも覚えて帰っていただけたら嬉しいです! そしてペンライトを白にして応援してください!”と初々しく挨拶し、最新曲「Satisfaction graffiti」など3曲を披露。センターのHANNAを中心に、ダンサーTAKAHIRO仕込みのエモーショナルなダンスを見せつけて、会場の熱気に火をつけた。

WHITE SCORPION<B.L.T. WONDERLAND LIVE Vol.1>品川ステラボール(2024年4月26日)

そしていよいよ本編がスタート。トップバッターとしてステージに上がったのは#ババババンビ。

今年3月に日本武道館公演を成功させ、4月からは新メンバー3名を加えてさらにパワーアップした彼女たちは、「カノン」「BPM180」「バカになって好きっていうだけ」と軽快なナンバーを連発。

岸みゆの“今から可愛いうさぎちゃんになっちゃいます!”という言葉で始まった「恋するうさぎちゃん最強伝説」では、宇咲が“みなさん、一緒にうさ耳作って~!”と呼びかける場面も。

MCでは新メンバーの神南りなが“3回目のライブなんです、ドキドキしてます!”と心境を吐露したが、緊張を感じさせない堂々としたパフォーマンスで全6曲を披露し、“第2章”のスタートを印象づけた。

#ババババンビ<B.L.T. WONDERLAND LIVE Vol.1>品川ステラボール(2024年4月26日)

続いてステージに上がったのは、今年2月にメジャーデビューを果たした高嶺のなでしこ。

ツインテールにピンクのリボンの松本ももなを中心に、まずは“好きで悪いか 仕方ないじゃん”と歌う「女の子は強い」をパフォーマンス。初々しい恋の感情が込められた楽曲をキュートに歌い上げて観客の心をときめかせると、3曲目「#超絶かわいい」ではファンも大きな“超絶かわいいたかねこ!”コールで応える。

涼海すうの元気いっぱいのMCに続いてはガラリと雰囲気を一変して、力強いロックチューン「美しく生きろ」で会場を盛り上げる。

ラストナンバー「僕は君になれない」では東山恵里沙が“みなさん今日は一緒に時間を過ごしてくれてありがとう。今日の1日がみなさんにとって宝物になっていますように”と感謝の言葉を述べ、心を込めて歌い上げてステージを後にした。

高嶺のなでしこ<B.L.T. WONDERLAND LIVE Vol.1>品川ステラボール(2024年4月26日)

“大好きな曲、大好きな人、可愛い、カッコいい、みんなの大好きなものが詰まってる”がコンセプトの8人組アイドルグループ・Jams Collectionは、白のスパンコール衣装に身を包み、“ジャムズと一緒に盛り上がっていきましょう!”と颯爽と登場。

波の音が会場に響き渡りオープニングナンバー「青いペディキュア」が始まると、会場は一足先に夏気分。

「Ready→NOW!」「Let me down」などアクセル全開でパフォーマンスし、神楽胡音が“みなさんまだまだ体力残ってますか~!?”と煽る場面も。

「NEW ERA PUNCH!!」ではメンバーに合わせてオーディエンスもペンライトを持った手を突き上げ、会場の熱気はますます上昇。全6曲をノンストップ全速力で駆け抜けた。

Jams Collectionは11月に日本武道館単独公演を予定。最後に一宮彩夏が“ぜひ会いに来てくださったら嬉しいです!”と呼びかけた。

Jams Collection<B.L.T. WONDERLAND LIVE Vol.1>品川ステラボール(2024年4月26日)

高まった熱気をそのままに、“私(i)と貴方(!)で作るアイドル(i)ライフ(LiFE)”をコンセプトに活動中の9人組アイドルクループ・iLiFE!のステージへ突入。

カラフルな衣装に身を包んだ9人がステージに現れ、自己紹介ソング「会いにKiTE!」が始まると、メンバーの名前を呼ぶアイライファー(iLiFE!のファンの総称)のコールで会場はいきなりボルテージ最高潮。しかしこれに飽き足らず、向日えなが“こんなもんじゃないでしょー!”と叫ぶと、熱狂はさらに加速。

会場を震わせるファンの声援を全身に受け止めた9人は、「アイドルライフブースターパック」まで全7曲をアグレッシブにパフォーマンスして会場を沸きに沸かせた。

5月から全国ツアーをスタートさせるiLiFE!、“今日少しでも気になってくれた方はぜひぜひ遊びに来てください!”とアピールも欠かさなかった。

iLiFE!<B.L.T. WONDERLAND LIVE Vol.1>品川ステラボール(2024年4月26日)

トリを飾ったのは、“原宿から世界へ”をコンセプトに活動し、昨年<日本レコード大賞>最優秀新人賞を受賞するなど快進撃を続けるFRUITS ZIPPER。

一世を風靡した大バズ楽曲「わたしの一番かわいいところ」のイントロが流れるやいなや会場の熱気はさらに一段階アップし、とびきり笑顔の櫻井優衣がファンとクラップを楽しむなど微笑ましいシーンも。

“アイドルやるまで死ねないと思って 私 運命のドアを開いたの”という歌詞が刺さる「skyfeelan」や疾走感あふれるキラーチューン「ぴゅあいんざわーるど」、MCをはさんで「Going!」「完璧主義で☆」と畳みかけ、“最後は新曲です!”と披露されたのは4月10日にリリースした1stアルバムのリード曲「NEW KAWAII」。間奏の松本かれんのキュートなセリフにはフロアから“オレモー!”の声が響く。

カラフルでポップな全6曲を披露して会場を1つにし、ピースフルな空間を作り上げた。

パフォーマンス後のMCでは、真中まなが5月の日本武道館公演の告知とともに“私たちFRUITS ZIPPERはなんと『B.L.T.』今月号の表紙を飾ってます!”と雑誌のアピールも。

個性あふれる6グループが競演した<B.L.T. WONDERLAND LIVE Vol.1>は大盛況のうちに幕を下ろした。

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