アフリカゾウ・花子、6年ぶり“帰郷” 大森山のリリーは八木山へ

6月に大森山動物園に戻る予定のアフリカゾウ「花子」

 秋田市浜田のあきぎんオモリンの森(大森山動物園)に6月、雌のアフリカゾウ「花子」(推定35歳)が約6年ぶりに帰ってくる。自然繁殖を目指して2018年9月から仙台市の八木山動物公園に移っていたが、実現しなかったため元に戻すことになった。花子と入れ替わる形で大森山に来ていた雌の「リリー」(推定35歳)も八木山に移る。

 花子は1990年、市制100周年記念事業の一環で、雄の「だいすけ」とともに南アフリカ共和国から大森山に来た。リリーも同年、同国から八木山に仲間入りした。

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