赤外線カメラが捉えたシベリアジャコウジカの姿。(3月5日撮影、東寧=新華社配信)
【新華社ハルビン4月27日】中国黒竜江省東寧市の東北虎豹国家公園東寧エリアでこのほど、国家1級保護野生動物のシベリアジャコウジカが赤外線カメラの前に現れた。
シベリアジャコウジカは希少動物で、野外で目撃されることは少ない。同市林業・草原局は確認された場所の詳細な記録とモニタリングを行い、保護を強化している。
環境改善と適切な保護措置により、東北虎(アムールトラ)、東北豹(アムールヒョウ)、オオヤマネコ、ヒグマ、アカギツネなど東寧エリアで見られる野生動物は年々増加している。
林業・草原局によると、東寧エリアでは2023年までにアムールトラが99回、アムールヒョウが145回確認された。(記者/劉赫垚、徐凱鑫)