広がる自然満喫して 名久井岳で山開き

テープカットで山開きを祝う関係者

 南部町と三戸町にまたがる名久井岳(標高615メートル)が25日、山開きを迎えた。同日は5合目駐車場でセレモニーが行われ、関係者が神事やテープカットで登山の安全などを祈った。

 セレモニーでは、主催した南部町観光協会の夏堀文孝会長が「コロナ沈静化に伴い、にぎわいが戻ってきた。登山と合わせて観光施設での安全も祈りたい」とあいさつ。地元の諏訪神社の宮司による神事が執り行われた後、夏堀会長や工藤祐直南部町長らがテープカットを行った。

 セレモニーに参加した南部町登山愛好会の佐々木博美さんは「名久井岳は非常に愛着がある山。南部町ルートの3本を含め、多くの人にさまざまな登山を楽しんでほしい」と話した。【全文】

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