千葉公園に芝庭オープン 千葉市、記念式典も スタバや人気パン店などにぎわう

多くの来園者でにぎわう「芝庭」=26日、千葉市中央区の千葉公園

 千葉市中央区の千葉公園に26日、にぎわいエリア「芝庭」がオープンした。8千平方メートルの芝生広場を中心に、カフェや人気パン店など飲食施設のほか、BMXやスケートボードの専用コースも設置され、来園者でにぎわった。同日、記念式典も開かれ神谷俊一市長は「自然を感じながら憩え、幅広い世代の笑顔あふれる公園になれば」と期待した。

 芝庭は、野球場跡地周辺をリニューアルし整備。市は、民間の資金やノウハウを導入する「パークPFI」を初めて活用し、公募に応じた大和リース(大阪市)などで構成するグループがリニューアルを進めてきた。

 芝生広場の周辺には、屋根付き広場や飲食店、スポーツクラブなどが出店。飲食店では、スターバックスコーヒーや、市内初出店の「パンとエスプレッソと」によるパン店とカフェも営業している。

 記念式典後にはBMXなどの専用コース「パンプトラック」で、BMX選手によるデモンストレーションも実施。1周250メートルのコースを走行した吉村樹希敢選手(31)は「街中で駅が近い場所にあるトラックは貴重。子どもから大人まで楽しめるので、ぜひ体験してもらいたい」と話した。

 1歳の娘と散歩で訪れた会社員、下地綾香さん(26)は「昔と違い、すごくきれいで驚いた。飲食施設もあり一日楽しめるので、子どもとも一緒に来やすい」と話した。

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