今永昇太、メジャー1位タイの4勝目 4回1死まで完全投球…7回途中1失点で防御率0.98

レッドソックス戦に先発したカブス・今永昇太【写真:ロイター】

ここまで5試合に先発して4勝0敗、メジャー2位の防御率0.98

■カブス 7ー1 Rソックス(日本時間27日・ボストン)

カブスの今永昇太投手は26日(日本時間27日)、敵地で行われたレッドソックス戦に先発登板し、自己最長の6回1/3を投げて5安打1失点で4勝目を挙げた。開幕から負けなしの4連勝で、勝利数はメジャートップタイ。5試合に先発して4勝0敗、防御率でもレイナルド・ロペス(ブレーブス)に次ぐメジャー2位だ。

初回、デュランを投直に打ち取ると、オニールを遊ゴロ、レフスナイダーを空振り三振で3者凡退。流れに乗ると、4回途中まで1人の走者も許さぬパーフェクト投球を披露した。4回1死からオニールにソロを浴び、四球と安打で1死一、二塁とピンチを広げたが、ウォンを遊ゴロ、レイエスを中直で切り抜けた。

5回、6回も走者を出しながらも粘りのピッチング。6回2死一、二塁のピンチでは、レイエスに低めスプリットを振らせて空振り三振に斬った。7回もマウンドに上がったが先頭のダルベックに内野安打を許し、続くバルデスを右飛に打ち取って降板。2番手のトンプソンが後続を打ち取り、失点を許さなかった。

7三振1四球、88球を投げてストライク63球と、安定感が光った。ここまで5試合に先発登板し、勝ち星がつかなかったのは雨天中断の影響で4回無失点で降板した7日(同8日)のドジャース戦のみ。クオリティスタート(QS=6回以上かつ自責点)も3回目を記録するなど、メジャーで旋風を起こしている。(Full-Count編集部)

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