藤沢JC 謎解きで「助け合い」学ぶ 江の島で親子160人参加 藤沢市

江の島で謎解きに挑戦する親子

謎解きを通して助け合いや共生社会について学ぶイベント「江の島の秘宝〜託されたメッセージ〜」が4月20日、江の島で行われた。主催は藤沢青年会議所(JC・鈴木百合子理事長)。

青少年の健全育成と地域活性化を目的に、毎年藤沢市内で事業を行っている同JC。今年度は江の島を会場に、クイズに挑戦する謎解きイベントを企画。天候にも恵まれ、親子ら160人が参加した。

問題は、手話や指文字、中国語などの知識が必要なものもあり、一部は自分だけでは解くことが難しい設定になっている。参加者は、渡されたマップにある記号や指文字のイラストなどのヒントから行き先を考え、チェックポイントにいる手話通訳者から助けを受けて問題を解いた。クリアした人には、島内の店舗で使用できるクーポン券がプレゼントされた。

イベントを終え同JCは「どんな人でも助け合いが必要な場面があり、共に支え合う共生社会の大切さを学んでもらえたら」と話した。

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