５月１５日、旧ジャニーズの新事務所ＳＴＡＲＴＯ ＥＮＴＥＲＴＡＩＮＭＥＮＴから５人組グループＡぇ！ｇｒｏｕｐが、１ｓｔシングル『《Ａ》ＢＥＧＩＮＮＩＮＧ』でＣＤデビューする。
それに先駆けて４月２４日には、メンバーの正門良規（２７）、末澤誠也（２９）、草間リチャード敬太（２８）、小島健（２４）、佐野晶哉（２２）のソロアーティスト写真も解禁されたが、そこでの１枚が物議を醸していて――。
「公式サイトに掲載されている新しいソロアーティスト写真は、えんじ色をバックに各メンバーがクールな眼差しでこちらを見つめている、というもの。１人ずつの写真はカッコよく仕上がっていて特に問題はないのですが、Ａぇ！ｇｒｏｕｐの公式インスタグラムでは、５人全員をまとめた画像が掲載されたんです。
その全員をまとめたヴィジュアルは、それぞれのソロ写真の目元を縦に並べるという構図なんですが、これが５人時代のＫｉｎｇ＆Ｐｒｉｎｃｅのジャケ写とほぼ同じだと、ファンがざわついているんです」（女性誌編集者）
ＳＮＳには、
《Ａぇのアー写なんか見覚えあると思ったらのキンプリやつか!!そっくりどころか顔違うだけで全く一緒!!》
《キンプリ？って思っちゃいました》
《キンプリのパクリじゃね？笑》
といった声が寄せられている。
キンプリが平野紫耀（２６）、岸優太（２８）、神宮寺勇太（２６）、高橋海人（２５）、永瀬廉（２５）の５人時代にリリースした９ｔｈシングル『Ｌｏｖｉｎ‘ ｙｏｕ／踊るように人生を。』の初回限定盤Ａ（２２年４月発売）のジャケットは、今回のＡぇ！ｇｒｏｕｐの５人が縦に並ぶ画像と似た構図。メンバーの視線の向きや顔の配置は違うが、背景の色、目元の撮り方などが非常に似ているのだ。
そんな“キンプリとほぼ同じ画像”が話題になっているＡぇ！ｇｒｏｕｐは、１ｓｔシングル『《Ａ》ＢＥＧＩＮＮＩＮＧ』のジャケット写真が発表された３月２６日にも、人気男性アイドルグループ・ＩＮＩのデビューシングル『Ａ』（２０２１年１１月発売）のジャケット写真と、全体的な構図や雰囲気が似ている、と指摘する声が噴出していた。
各メンバーがクールな表情で正面を見つめている構図と、白文字の『Ａ』のロゴの配置が“激似”と言われたのだが、そんなＩＮＩの件から間もないこと、Ａぇ！ｇｒｏｕｐとキンプリはどちらも所属レコード会社がユニバーサルミュージックであることから、
《ＩＮＩのこともあったし、こうやって騒がれる売り方なのかももしくはやっつけ仕事》
《Ｋｉｎｇ＆ＰｒｉｎｃｅのＬｏｖｉｎ‘Ｙｏｕそっくりなことに驚きつつデビューがパクリで可愛そうだなぁと》
《まっっっじでユニバは配慮してくれ……同レーベルだからかもしれんけど、だからこそ同じようなデザインにするのホントやめて欲しい》
《この前ＩＮＩとも被っててちょっと燃えてたのにキンプリと被るとか》
といったファンの嘆きの声がＳＮＳに多く寄せられている。
■“デビュー延期”に福本大晴の離脱……激動の2023年
デビューを前に思わぬところで騒がれてしまっているＡぇ！ｇｒｏｕｐだが、下積みが長く、ＣＤデビュー内定後も苦労が絶えないグループとして知られる。
「ＣＤデビューが内定していた２０２３年に、ジャニー喜多川氏（享年８７）の加害問題が勃発し、その影響でＡぇ！ｇｒｏｕｐのデビューも延期になった。それを『文春オンライン』（２３年７月）が報じたんですが、メンバーは“デビューが内定していた”事実をその報道で知ったと、先の４月２３日、グループのＹｏｕＴｕｂｅ動画で明らかにしています。
さらに、昨年末にはメンバーの福本大晴さん（２４）が“重大なコンプラ違反”が原因で突然契約解除となったり、本当に激動の１年間だった。
そういった数々の苦難を乗り越えた末のデビューだったのですが、デビュー直前に、“パクリ”との声も上がってしまう“ソックリ騒動”が連続で起きてしまった。熱心に応援しているファンが荒れてしまうのも無理からぬ話ですよね」（前出の女性誌編集者）
そんなＡぇ！ｇｒｏｕｐは、ＳＴＡＲＴＯ社のデビュー第１弾グループとして注目されているのだが、
「同社は４月１０日に本格始動したばかり。同日には契約タレントが多数出演する東京ドームでのライブもあったし、各タレントとの細かい個別契約など業務は膨大で、Ａぇ！ｇｒｏｕｐのデビューを１００％でサポートできる状況にないとも言われていますね。
事務所からの猛プッシュは期待できなさそうなＡぇ！ｇｒｏｕｐですが、グループのポテンシャルは高いと評判です。すでにデビュー前からバラエティ番組ではめちゃくちゃ面白いグループとして有名で、アーティストとしての実力も非常に高い。ダンスだけでなく楽器も弾けて、デビュー曲『《Ａ》ＢＥＧＩＮＮＩＮＧ』のＭＶはソロシーンとバンドシーンのみで構成された別バージョンが４月２６日に発表されています。
決して順風満帆なデビューとは言えないかもしれませんが、下積みは長く経験も豊富。多少のつまずきは吹き飛ばして、大活躍を見せてくれるのではないでしょうか」（ワイドショー関係者）
最年長の末澤は、今年４月３日で入所１５年目。最年少の佐野も、今年８月２日で８年目。長い下積みで蓄えた、本物の実力を見せつけてほしい。
